今週の新社会

かい勝利へ総力

2025/01/29
サポーターズキックオフ集会で必勝を決意。
左から福島社民党党首、かい正康さん、渡邉全労協議長、
岡﨑委員長=1月20日、東京・永田町の星陵会館


サポーターズ  キックオフ

議席奪還を
新社会党臨時大会
 

     新社会党は1月20日、東京都内で第31回臨時全国大会を開き、夏の参院選に集中するため定期大会を11月30日、12月1日に延期することなどを決めた。また大会に引き続いて「参議院選挙勝利・かい正康サポーターズキックオフ集会」を開き、国会議席回復へ全力で闘い抜くことを決意した。

参院選に集中 次の大会を延期 

   
岡﨑宏美委員長は冒頭挨拶で、阪神淡路大震災から30年、東日本大震災、そして昨年元日の能登半島地震を振り返り、「なぜ私たちの国は、ここまで人の暮らしを軽んじているのか、一人ひとりの命を軽んじているのか」と問い、かい正康さんを先頭に参院選を闘い、国会議席の回復と政治の転換を図ろうと呼びかけた。 

     山崎秀一書記長らが衆院選後の情勢と参院選を闘う方針の補強、第32回定期大会延期などを提案した。 提案を受けて10名の代議員が発言、新潟から柏﨑刈羽原発再稼働問題に対する県民投票条例の直接請求運動や、山口県上関町の使用済み核燃料中間貯蔵施設建設反対の闘いなど各地の運動も踏まえて、参院選での必勝に向けた熱い決意が語られた。 

     また、規律委員の補充選挙が行われ、東京都本部の嶋崎英治さんが選出された。 

     大会後のかい正康サポーターズキックオフ集会には、大会代議員や傍聴者、首都圏から大勢の党員やサポーターが参加した。 

     来賓として出席した社民党の福島瑞穂党首は、自公政権が衆院で少数になって、選択的夫婦別姓などが進む可能性が出る一方、軍拡、原発推進などとんでもない流れは全く変わっていないと指摘。戦争の準備ではなく平和をつくる、生活のために税金を使う、そのような政治をつくるために新社会党の皆さんと力を合わせて闘っていきたいと挨拶した。 

     また、来賓の渡邉洋全労協議長は、春闘が社会的に影響していない、中小企業に賃上げの影響が広がらない社会構造を変えていくためには、最賃1500円も含め、国会に労働者そのものの議員がいなくてはならない、かい正康さんに参議院選挙で頑張りぬいてほしいと期待を寄せた。 

    たくさんの新しいのぼり旗とともに舞台に登場した、かい正康参院選予定候補は大会と集会での激励に感謝、必ず当選すると決意表明の口火を切った。 

    そして、水は命のみなもとであり、民営化すべきではないと強調、戦争につながる日米地位協定・日米合同委員会・日米安保条約の危険性を訴え、このままでよいのかと問いたいと力強く表明、大きな拍手を受けた。