今週の新社会

トラックドライバーを国会へ

2025/07/09
「生きづらい社会を私と一緒に変えましょう!」かい正康候補は元気よく第一声を上げた。
=東京都内で


「生きづらい社会変える」
                   かい正康が訴え
 

      参院選がスタートした。物価高で庶民の生活は疲弊するばかりだが、さきの国会では、野党第一党の立憲民主党から消費税減税の法案は提出されなかった。〝新しい戦前〟に突き進む戦争準備、参院選の結果次第では大連立もあり得ると言われる。護憲勢力の覚悟が問われている参院選だ。

      参院選の帰趨(すう)は、米国と一体の戦争=地獄への道を阻むことが出来るかどうか。そして私たちがめざす憲法を活かし、平和と暮らしを守る政治へ転換できるかどうか、重大な岐路に立つ選挙である。 

        地獄への道を阻むには、これまで以上に不戦・非武装、脱原発、所得再分配を求める共同のたたかいと共に、武力では平和は実現できない、「平和がなければ人権も生活も守れない」と訴える政党の前進が必要だ。
        ◇
  新社会党の岡﨑宏美委員長は、「かい正康さんの話は、22年間大型トラックの運転手として働いてきた労働者の生活の中からあふれ出る言葉となって仲間たちを元気づけている。政治は世襲や高学歴者が占める場ではない。女性や若者、障がい者、現場の労働者たちがそれぞれの課題を持ち込み、人としaて平和で豊かに生きるための制度・政策を練る場所だ。根っからの労働者、かい正康だからこそ、その場に必要だ。生きづらい社会を変えるため一緒に声を上げよう、たたかおう」と訴える。 

  平和と暮らしを守る護憲・民主主義勢力の覚悟が問われる参院選は中盤に入る。最後まで全力で闘い抜こう。