今週の新社会

かい正康勝利へ
参院選最終盤

2025/07/16
勝利へガッツポーズの右から、かい正康、花岡しげる、ラサール石井の各比例候補、福島瑞穂社民党党首、西ゆみか東京選挙区候補=7月3日、東京・新宿駅前

力を出し切ろう
自公政権〝退場〟第二弾を
危険な排外主義の克服も
 

  自公政権に「退場!」を突き付ける第二弾となるかが問われる参院選も最終盤。社民党比例候補かい正康さんは、勝利へ追い込みに入った。各地の選挙区では与野党が拮抗、支持者と共に1人でも多くの有権者に声をかけて情勢を切り開こう。

7月20日  投票日

  米不足や物価高騰、金権・裏金政治が争点の参院選は、1票を争って終盤を迎えた。立憲勢力にとって、庶民の生活苦と政治不信を生み出した自公を参院でも少数に追い込めるか、政権の補完勢力を痛撃することも大きな課題だ。 

  1年有余の準備を重ねてきた、かい正康候補は期待通りのパワーを発揮している。

  選挙戦初日、東京・新宿駅前での社民党の第一声では、有事の際の自衛隊の指揮権は米軍との密約に触れ、米軍は日本に必要かと問い、水道をフランス資本や日本の大資本に売り渡す水道民営化に抗議し、再公営化するのが庶民の生活を守ることと訴えた上で、「社会の主人公は労働者」と強調した。 

  かい正康候補は、第一声後に日米合同委員会が開かれるニュー山王ホテル前で、在日米軍統合作戦司令部が置かれる米軍ヘリポートである赤坂プレスセンター前で、さらに米国大使館前で日米地位協定廃止を訴え、イラン核施設空爆等に抗議。ヴェオリアジャパン本社前では水道の再公営化を主張。さらにイスラエル大使館前でパレスチナ・ガザでの殺戮と武力支配に強く抗議した。 

  2日目以降は都内やさいたま市、千葉県や近畿、四国に飛んで、トラックセンターなどでドライバーに労働条件改善を呼びかけ、最賃今すぐ1500円!など訴え続けている。 

  今回際立つのは、「日本人ファースト」など外国人への差別と排斥の主張がデマを含めて広がりを見せていること。維新が公務員バッシングで足場を築いたのと同じ手法だ。 

  内政が行き詰まると外敵をつくり、戦争への道を歩む。戦後の民主主義と平和主義、基本的人権が問われる選挙だ。かい正康候補と共に最後まで全力を尽くそう。