道しるべ

かい正康を国会へ

2025/07/16
参議院選は最終盤

  参議院選挙は、いよいよ最終盤を迎えた。かい正康候補は、党員・党友・支持者の皆さんに支えられて1年余、全国を駆け回ってきたが、最後の3日間が大事だ。投票箱が閉まるまで戦い抜こう。 

  イスラエルは6月13日、国際法に違反してイランの核施設を先制攻撃し、米軍も続いてイランへの攻撃を開始した。米国は「無条件降伏」までイラン攻撃を続けると公言していたが、イスラエルとイランは25日に停戦合意を発表した。 

報復の連鎖を生む 

  しかし、事態は予断を許さない。圧倒的な武力攻撃は一時的な停戦を生み出すことはあっても、報復の連鎖を生み出すこともまた、歴史が示す通りだ。武力で平和は作れない。 

  もしホルムズ海峡が封鎖されれば、日本は2015年に強行された安保法制による集団的自衛権行使の「例示」に安倍晋三首相(当時)が挙げた「事態」として自衛隊の出動すら強行されかねない。 

  オランダのハーグで6月25日に開かれたNATO首脳会議は、トランプ米政権が要求した軍事費のGDP比5%への引上げに合意した。石破茂首相は当初、首脳会議への参加を目論んだが、参院選の争点化を恐れて見送った。 

戦争を阻む参院選

  今次参院選は、米国の戦争に日本が巻き込まれることを阻み、私たちがめざす憲法を活かし、平和と暮らしを守る政治へ転換できるかどうかという重大な選択を迫っている。日本が正に重大な岐路に立つ選挙である。 

  新社会党は昨年4月の大会で、かい正康・市民運動委員長を参院選の比例候補に決定し、候補者は党員の皆さんと一緒に全国で取組みを積み上げてきた。 

  最終盤を迎えた私たちが最も留意しなければならないことは、前回ままあったが、「公選はがきを出したことで選挙は終わった」としないことである。 

  公選はがきは今回も11 万枚集約している。一枚一枚が私たちの貴重な政治的財産である。

  この貴重な財産を活かすために、公選ハガキを書いた相手に、もうひと声かけよう。私たちの最後の努力が求められている。 

「かい」をしつこく 

  比例区の戦いの鍵は、かいがいしく活動する「かい」をしつこく印象づけることだ。「かい正康」を有権者のハートに植え付けよう。残り時間はわずか。どれだけ頼むか、どれだけ語りかけるか、「やり甲斐」、「生き甲斐」、「働き甲斐」の「かい正康」を国会に送るために、もうひと踏ん張りしよう。