TOPICS

党声明
政治資金パーティ券売上げの還流・裏金化の真相解明と関係者の厳罰及び岸田政権退陣を求める
新社会党中央本部


2023年12月12日

2023/12/12
   政治資金パーティ券売り上げの還流による莫大な闇資金疑惑が露見して、岸田政権と自民党を追い詰めている。また岸田首相本人も旧統一教会の国内トップとの接触が明らかになり、統一教会の闇はまだ自民党を覆っていることが判明した。 

  自民党最大派閥の安倍派(清和会)「5人衆」(のみならず)は裏金疑惑の当事者であり、政権、党役員から放逐されるのは当然だ。しかし、この事態は代議制民主主義の根幹を揺るがすもので、自民党内部の政権交代で終わるものではない。カネと政治の問題は野党による政権交代でしか抜本的な解決は望めない。 

 今年の315億円の政党交付金のうち、自民党は159億円を受け取る。しかし、政党交付金と引き換えに企業・団体献金を廃止する約束は反故にされている。その上、企業・団体献金禁止の抜け道になっている政治資金パーティで資金を集め、そこからキックバックを受けて懐に入れる悪行は安倍派に限ったことではない。

 自民党5大派閥は軒並み同じ手口を使う。 野党は今度こそ岸田政権不信任案を出すべきだ。高物価と不安定な雇用で苦しむ国民の状態を放置し、米国の言いなりに軍拡を進める腐りきった自民党を政権から放逐するのが野党の務めだ。
それを怠れば民主主義は闇に沈む。

 岸田首相の退陣を求め、「攻める総選挙」を興して政治転換を準備しよう。