今週の新社会

ラファに手を出すな
直ちに攻撃やめよ

2024/02/28
  「ラファに手をだすな !」と声をあげる人々、=2月18日、東京・新宿駅前

     イスラエルへの働きかけ求めて
   世界各地で行動
 

     イスラエルの一方的な武力攻撃を避けようと、ガザ全土から最南部ラファに避難したパレスチナ人に対し、イスラエルのネタニヤフ首相は地上攻撃を宣言。ラファは2月18日現在、空爆で100人以上の死者が出ている。この日は全世界でラファ連帯デモが行われ、日本でも東京はじめ全国で即時停戦を求める集会等が開かれた。

     東京・新宿駅南口では2000名が歩道を埋め、イスラエルに「ラファに手を出すな」と抗議。日本政府に対して停戦を求めてイスラエルに圧力を加えるよう制裁を要求した。 

     集会はパレスチナ出身者らでつくる「パレスティニアンズオブジャパン」「パレスチナを生きる人々を想う学生若者有志の会」、イスラエルに対するボイコット、資本の引揚げ、制裁を行うよう求める国際キャンペーン団体「BDSジャパンブリティン」が呼びかけた。  

    集会では、「ラファは安全地帯と言われ150万人が避難している。もう逃げ場のないパレスチナ人に対して地上戦を宣言し猛爆を始めており、国際司法裁判所の暫定措置命令に従わずジェノサイドを続けている」とイスラエルを強く非難する一方、「日本政府は懸念を示すだけで停戦要求も経済制裁もしていない」と抗議した。 

    ガザ出身のハニンさんは、「イスラエルは自衛の戦争、ハマースをせん滅、人質の解放、市民の犠牲をなるべく少なくするとその都度主張してきた。しかし、私たちは最初からこれは戦争ではなく、ジェノサイドであり、パレスチナ人を抹消しようとしていると言ってきた」と訴えた。 

     続けて「皆さんが中立だと言ってきた5カ月間、皆さんの目の前で殺され続けてきた悪夢をたった今やめさせてください」と求めた。その具体策は「B・D・S」(B=ボイコット・不買、D=ダイベストメント・投資引揚げ、S=サンクションズ・制裁) であり、日本政府に制裁を求めてください、イスラエルに関連する製品を買わない行動をとり続けてと涙を流した。 

    学生若者有志の会の皆本夏樹さんは「伊藤忠と日本エアサプライに対してイスラエルの軍事企業エルビットと手を切れと要求し、今月協定を破棄させるのに成功した」と報告、「今度は政府に経済制裁をするよう求めよう」と続けた。 

    集会はコールを繰り返し、予定時間を大幅に超えて続いた