鎌田 慧 連載コラム
「沈思実行」
            
            小田実没後18年(下) 第262回
2025/10/22
               
                
					  市民運動家としての小田実の功績は、政党に依存しない運動体を組織したことだった。 
「ベトナムに平和を」をスローガンにした運動は、ベトナム戦争で米軍が北ベトナムを空爆( 北爆)、戦線が拡大 ・・・続きを読む
                「ベトナムに平和を」をスローガンにした運動は、ベトナム戦争で米軍が北ベトナムを空爆( 北爆)、戦線が拡大 ・・・続きを読む
小田実没後18年(上) 第261回
2025/10/15
                
                
					  大国アメリカのトランプ大統領の暴政を考えた時、それに対峙する日本の首相はあまりにも卑小すぎる、と不安を感じるのは、筆者ばかりではないであろう。べつに対峙することなどない。これまでのように迎合すれば  ・・・続きを読む
                    
                    
                不自由をつくる教育政策 第260回
2025/10/08
                
                
					  教員不足、持ち帰り残業、休職者の増大と過労死。教育現場は悪化している。その一方で生徒の不登校がふえたばかりか、自殺者もふえ、いじめも減らない。この両局面がどう結びついているのか。 
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死刑存置国の恥辱 第259回
2025/10/01
                
                
					  大阪拘置所に拘留されている死刑囚3人を原告として、大阪地裁に起こされた「死刑差し止め訴訟」は、9月2日に結審した。来年1月16日に判決が出される。しかし、これほど真摯な訴えはない。当事者が死刑は「  ・・・続きを読む
                    
                    
                石破茂・無策の首相 第258回
2025/09/24
                
                
					  「遅きに失した」「けじめ遅れ」「四面楚歌」。石破茂首相、退陣表明のあと散々。はるか年下の小泉進次郎に詰め腹を切らされた。マスコミは「退陣」を参院選惨敗のあと、と想定していたのだが、退陣表明の記者会  ・・・続きを読む
                    
                    
                「人質司法」の犯罪性(下) 第257回
2025/09/17
                
                
					  冤罪がなぜなくならないのか。身に覚えのない罪名によって逮捕される(たいがい別件逮捕だが)。留置場に勾留され、取調室で取調官から、執拗に自白を強制される。この屈辱と怒りは「濡れ衣」などの形容には、収  ・・・続きを読む
                    
                    
                

    
    
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